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品質・技術へのこだわり

どんなに時代が変わっても変わらない「安全・安心」への思いに応えるために。

どんなに時代が変わっても変わらない「安全・安心」への思いに応えるために。 安全品質管理・監査室  山口 彰典

「安全は、全てに優先する」

 安全をしっかりと確保しない限り、品質を担保することはできません。特別高圧の受変電設備などをはじめ、電力の安定した供給を担う多種多様な機器や設備の定期点検、補修などの作業の品質管理においても、これらをいかに安全に運用していくかが何よりも優先すべき最大のテーマとなっています。

 安全面において、まず重要なのが全ての骨格となるルールです。当社では、品質環境マニュアルをはじめ、要領、規則、手引などを作成し、その内容に則して業務を進めることを厳守しています。一つひとつのルールを細かく、そして正しく設定することは、自分たちの作業手順を間違いなく実施するためだけではなく、お客さまから信頼を獲得するためにも、非常に大きな意味をもつと考えています。

 その中でも力を入れて取り組んでいるのが、「未然防止」に関する活動を積極的に行っている。過去に当社が直面した事故やトラブルの発生事例はもちろん、他の企業でのトラブル事例、そして新たな機器や設備などで想定される未知のケースまで、あらゆる状況を詳しく検証しながら、対処の方法やノウハウを確立し、マニュアルとしてまとめています。また、その内容を一人ひとりのスタッフにもしっかりと徹底することで、どんな状況にも迅速に対応できる体制を実現しています。

 電気事業法の改訂など、私たちを取り巻く状況は常に動いていますので、ルール自体もどんどん変わっていかなければなりません。設備や人員の状況なども加味した上で、不具合が生じたときにはルールそのものを是正していく。そんな柔軟さも、高い安全を保つために欠かせない姿勢です。

安全品質管理・監査室  山口 彰典

お客さまの声に徹底して向き合うことが、
品質をさらに高める

 サービスの品質を高めるために欠かせないのは、提供するサービスの質やそれに対するお客さまからの評価などについて、客観的に見つめる視点。自分たちの取り組みが外から見た場合にどのように映るかをしっかりと把握した上で、改善するべきところを改善し、本当に満足していただけるレベルにまでサービスの質を向上していくことが重要です。日頃からお客さまとのコミュニケーションを大切にし、一つひとつのご要請やご意見などに対応するのはもちろん、当社では、定期的にお客さまへのアンケートを実施して、サービスを受ける過程とその結果について、総合的なご意見を広く収集しています。そこで得られた評価結果を、PDCAサイクルの考え方に基づいて運用し、次のサービスへとつなげていくことが、恒常的な品質の向上、そしてそのためのノウハウの蓄積を可能にしています。

 また、当社では2013年から品質マネジメントの国際規格であるJIS規格(ISO9001)を新たに導入し、より明確な基準のもとでの品質向上に取り組んでいます。

安全と品質を守るのは、一人ひとりの力

 骨格となるマニュアルや評価規格などのルールがあっても、それらを上手く運用できなければ全く意味がありません。やはり大切なのは、それらを運用する一人ひとりの技術や意識を高めていくこと。当社では、独自の教育センターである「TDS技術技能訓練センター」を設立し、高水準の技術やスキルをもった人材の育成、そして安全意識や対応力の向上などに取り組んでいます。技術面はもちろん、的確な判断力やお客さまとのコミュニケーション、さらには現場の円滑なマネジメントなど、高い能力をもった多くの人材を育てる上での環境こそが、安全や品質、そして会社としての信頼を守り、高めていくための最も大きな力となっています。

過去から未来へ。受け継がれていく技術と信頼

過去から未来へ。受け継がれていく技術と信頼 営業本部長 高橋 英二

培ってきた経験と技術

 私たち東京電設サービスは、1979年に東京電力株式会社(現;東京電力パワーグリッド株式会社)の100%出資会社として誕生しました。以来、およそ40年にわたり、電力会社の変電所設備や架空送電線そして電力ケーブルなどの高電圧設備のメンテナンスや設備異常時の緊急対応などを通じて、電力の安定供給を最前線で担ってきました。

 そんな長年にわたる実績の中で培ってきた技術や知識、そしてノウハウこそが、私たちの最大の強みなのです。変電所や送電線などの電力設備には、様々なメーカーの技術や機器が導入されていますが、それら全てを点検対象としてきたことから、設備のウィークポイントや運用ノウハウなどもしっかりと蓄積、共有することができています。また、近年ではお客さま設備の変電所リニューアル、メガソーラーなどの再生可能エネルギー利用のための変電所や電力会社の送電線との連系設備工事など、メンテナンス業務以外の建設工事の依頼も増加しています。私たちの会社はこうした高電圧・大容量の電力設備について設計・工事・運用を経験した技術者が数多く在籍しているため、省エネルギーも含めた幅広いニーズへの高い対応力を有し、多くのお客さまが当社に対して高い信頼をお寄せ下さる理由の一つとなっています。

 さらに、自社独自の研修施設(TDS技術技能訓練センター)を設け、人材教育にも力を入れてきたことで、数多くの優秀な技術者を育ててきたことも私たちの誇りです。例えば、大規模な工場や超高層ビルなどの場合、メンテナンスのために一日で数百人規模の技術員・作業員を確保する必要がありますが、このようなニーズに対応できる企業は多くはありません。今後、お客さまの工場設備の更新計画、新設ラッシュとなっている超高層ビルの増加など、私たちに寄せられる期待はますます大きくなっています。

営業本部長 高橋 英二

質の高いサービスで、多くの企業に選ばれる存在に

 近年、設備メンテナンス業界においても人材不足といった課題と価格競争激化の傾向が見られます。しかし、私たちがテーマとしているのは、高い技術と経験に基づいた高品質なサービスをご提供することでの他社との差別化です。電気設備の点検と更新といったニーズに対してより迅速的確に対応し、さらには設備の状況などを細かく把握した上で、停止点検周期などの提案や診断方法のアドバイスなど他社にはない充実したサービスを提供することで、多くの企業の中から選んでいただける存在になることを目指しています。こうした姿勢を多くのお客さまにもご支持いただいた結果、設備点検に関して高いリピート率を実現していることも私たちの大きな誇りです。

未来へつながる、新たな取り組み

 当社は、長年にわたる電力設備のメンテナンスや電力系統技術に関する事業の中で、様々な技術研究のほかに、分析手法や点検治具の開発にも積極的に取り組んできました。電力用ケーブルが走る地下洞道補修のため、東京電力とともに研究、開発した漏水防止技術「STTG工法」をはじめ、従来にはない様々な技術や製品を送り出しています。これらの技術や製品を電力の分野だけでなく、他のインフラ設備やお客さま工場設備といったあらゆる領域で広く活用していくことも今後の大きな目標としています。

 また、前述のTDS技術技能訓練センターでは自社の技術者育成に加え、他の企業における人材教育の場としても利用していただいていますが、こうした設備や人材育成に関するノウハウを活かした「教育事業」にも、今後はより注力していく計画です。

 これらをはじめ当社では、電力分野で培ってきた多種多様な技術やノウハウを活かし、より幅広い分野で社会に貢献するための新たな取り組みにチャレンジしていきます。